2007年3月16日金曜日

起点


日本の鉄道発祥の地「旧新橋停車場跡」です。ホームと線路は廃線跡ではなく、復元されたものです。
行き止まりの柵の向こうに「0哩(マイル)」標識があります。全国津々浦々に敷かれたレール網の構築はここから始まったのです。
なぜかレールがあるだけで風景が引き締まる気がするのは私だけでしょうか。
それにしても今日は澄み切った晴天のはずなのにここは暗いです。

それもそのはず。「停車場跡」は新橋の超高層ビルのまさに谷間にあるからです。こちらは駅舎の北側、つまり銀座に面している方です。建物の中にはこの駅の歴史がわかる無料の展示室があってなかなか見ごたえがあります。
ひとむかし前にここを営業車で走っていた頃は発掘作業が行われていて、駅舎の礎石なんかが見えていたのを思い出します。また、江戸時代は伊達藩や会津藩の屋敷跡だったので、陶器や木製の水道管、瓦なども出てきたそうです。
大正3年、東京駅に旅客扱いの機能を譲った新橋停車場は、貨物の専用駅・汐留として東京の発展を支えました。

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