2009年10月24日土曜日

ろくちゃん


京王の6000系です。
我が家では「ろくちゃん」で通ってます。
このろくちゃん、廃車が進んでどんどん減ってます。1972年から走り始めたこの6000系は、噂では来年度中に全廃とのこと。それを耳にしてからというもの、意識して撮るようになりました。

京王のシンボルカラー「アイボリー」を全身に纏った車体は、ステンレスではなく重い鋼製です。最新の9000系(我が家では「きゅうちゃん」)にも顔はありますが、丸い目とアナログ表示の方向幕が醸し出す独特の貫禄は「昭和の電車」の雰囲気たっぷりです。

72年生まれだから人間なら37歳。クルマだったら、ましてや公共交通のバスではそんな車体でお客さんを運ぶことなどまずないでしょう。

鉄道好きの人も、そうでない人も運び続けてうん十年。
沿線に暮らした多くの人たちの記憶の中で、これからもずっと走り続ける「ろくちゃん」なのです。

2009年10月20日火曜日

秋色


すっかり葉も色づき、ドングリも至る所で踏まれて粉々になってきた今日このごろ。
息子がソメイヨシノの落ち葉を拾ってきました。
なかなかいい色。GR DIGITALの被写体にぴったりです。


駅までの遊歩道に沿って続くケヤキ並木。のんびりできる空間です。
落ち葉が積もると、息子たちのやることと言えば「落ち葉のシャワー」。
気持ちはじゅうぶんわかります。


ここは相模原の鹿沼公園。息子が保育園の遠足できて気に入ったらしく、それならと家族でやってきました。
足こぎのゴーカートや、コンクリートでできた滑り台、それから昔の公園の定番・蒸気機関車の静態保存(D52形)なんかもあって懐かしい雰囲気にあふれていました。

2009年10月5日月曜日

フジサン特急


先日の連休に乗った「フジサン特急」。

往復とも先頭の展望席に座れました。しかし、特急とは名ばかり。そもそも20パーミル以上の上り勾配と小半径の曲線が続く下り(大月→河口湖)ではスクーター以上のスピードを望むのはムリな話でしょう。

室温が上がりがちの最前列の展望席や、トイレのアンモニア臭が漏れるデッキ部分など、改善の余地有りです。

この路線には、先頃登場した「富士登山電車」(旧京王5000系改造、水戸岡さんデザイン)のような電車の方が合ってるな、と感じました。