2009年1月25日日曜日

横浜散歩


月刊誌の取材で横浜に出かけました。ネタは歩きながら探します。
これは桜木町近くの「汽車道」。かつて貨物線が通っていた軌道跡です。
トラス橋は明治末期にアメリカンブリッジカンパニーで造られ、鉄道院によって架けられたものです。ちなみに道にはちゃんとレールもあります。


観光スポットとなった赤レンガ倉庫。昔、初めてきたときには、まだ貨物線のレールがありました。


横浜港にかつてあった駅の跡です。大正9年、東京駅からここまで列車が乗り入れたそうです。


昼ご飯は中華街でお粥。昔、知人に教えられて来て以来の「安記」という店。観光客でごった返す表通りから1本入った場所にあり、空いてます。
体の芯から温まりました。


港が見える丘公園。こんな寒い日でも定番スポットは人気ですな。


かわいらしい「あかいくつバス」で移動。どこまで乗っても100円です。


傾いているのはカメラじゃなくて建物の方なのです(野毛にて)。


野毛でネタを探して歩いているとコロッケ屋さんを発見。突然の取材要請にもかかわらず、店主のおばさんがストーブに火を入れて話をきかせてくれました。
これはボリュームたっぷりのコロッケパン(250円)。うまかった〜。

東京駅


先週、息子を連れて東京駅に新幹線を見に行ってきました。
目当てはやっぱり500系。カッコイイ!


でも、東京駅にやってくるのはもうこの1本だけ。


16、17番線ホームは撮影会状態です。みんな電車が好きなんです。


これは大正3年開業時の遺構。京浜東北と山手線のホームの有楽町寄りの部分だけノルタルジックな雰囲気が感じられます。
ちなみに赤レンガ駅舎のドームは復元工事が本格的に始まったようです。

2009年1月21日水曜日

大鳥居


市ヶ谷の出版社で月刊誌の企画、お茶の水で別の本の監修者との話と、今日は打ち合わせで終わってしまいました。
その合間、昼食の腹ごなしに歩いていて靖国神社の境内を通りました。

昭和49年に竣工したという大鳥居の下を久しぶりにくぐりました。この近所の大学に通っていたのは自分にとってははるか昔のことですが、さりとて当時と風景が変わっているわけでもありません。でもちょっと懐かしい気持ちになりました。
駐車している何台かの観光バスには、あちこちの県から集ったかつての軍人らしき方たちの姿もありました。

2009年1月17日土曜日

下町の銭湯


浅草橋に事務所を構えるカメラマンに会いに行きました。
由緒ある「レール建築」をパチリ。


問屋さんが建ち並ぶ路地裏に派手な銭湯を発見。
聞くところによると、テレビや映画のロケに頻繁に登場するらしいです。
今年いちばんの寒気にすっぽり包まれた町を歩いていて、思わずあったかい風呂に浸かりたくなりました。

2009年1月11日日曜日

生きた証


都立大そばの緑地で、思いがけず梅の花が咲いているのを見つけた。

季節の移ろいを見つけたときというのは嬉しいものだが、
それはある本質から目を背けていることと同義だという気もする。
というのは、時を重ねているのは自分自身も同じということだ。
川の流れを岸辺でただ見送っているのではなく、
自分もその流れに乗って移ろっているのだと。

だったら、自分もたまには花を咲かせないと、とも思うのだけれど。
いつ終わるとも予測のつかない一生に何を残せるのか。
少なくともこの花は僕のカメラのメモリーカードに生きた証を残した。
僕は父として、夫として何を残せるだろう。


こちらはほぼ満開。
人知れず咲く梅の花の姿が、何故か力強く感じたのだった。

2009年1月3日土曜日

新年


新年の神様へのご挨拶に、鑓水の神明神社に出かけました。
元旦に来れば甘酒の振る舞いや、破魔矢を買い求めることができたのですが、今年は2日に初詣となりました。


毎年眺めている眺めに心が安らぎます。
高台から新旧入り交じった風景を眺めていると、長い歴史の流れのなかにいるんだという思いを強くします。
地元の人しか参拝に来ない社なので、正月2日でも境内には人影もありません。
でも、家族でゆっくりお祈りするのに絶好の時間を過ごせる、大好きな神社です