2007年10月20日土曜日

澄んだ空


空ばかり撮ってしまう。一瞬一瞬で変わっていくから面白いのかもしれない。
今年も、来年も、10年後も、50年後も、きっと同じような空が広がっている。誰しもそう信じて、あるいはそんなことは気にもせず生きている。それでいいのかもしれない。多くの人はそうかもしれない。
でも、勝手だが、そうでない人にもいてもらわないと困る、とも思う。
村上龍の「半島を出よ」は、近い将来の日本が舞台。何も気にせず、その場しのぎでやってきたこの国が突如突きつけられる運命。なんだかリアル過ぎて暗澹たる気持ちになる描写が続く。
それでも、こんな爽やかな空を見上げながら家族みんなで遊歩道を歩いていると、今日も生きていてよかった、と素直に思えてくる。
たぶん、人はいろんなことを忘れることができるからしぶとく生きていけるんだろうなと思う。

2007年10月15日月曜日

すっかり秋


つい拾い集めてしまうどんぐり(コナラの実)。ジョギングコースの尾根緑道でも、あちこちで「爆撃」されてしまった。


いっぽう、最初に葉を落とすのが桜。全部が全部、きれいに紅葉しないところがいい。
うっそうと茂っていた葉が落ちた遊歩道は、明るい散歩道に変わっていた。


萩の花も控えめに咲いていた(ブレてますが)。


近所にできたHONDAのディーラーに立ち寄った。オープニングのイベント中なので入りやすい雰囲気だった。最近、ホンダは販売チャンネルを一本化して「Honda Cars」にしたばかり。以前、ホンダ車に乗っていたときは、遠く永山の店へ出かけたが、今頃になって近所に巨大な店舗がオープンしたのだ。
駐車場になんとシビックTypeRが停まっていた。それも「試乗車」のステッカー付き。こんな「キケンな車」をご自由にどうぞ、とは。ホンダ最新の6速マニュアル・スーパースポーツが、キーをさしたまま目の前にあるのである。営業マンに「昔、S2000に乗ってました」なんて、うっかり口をすべらせていたら、妻と息子を置いてハンドルを握って試乗に飛び出していたことだろう。いやはや、ググっとこらえて店を出たのは言うまでもない。