10年ぶりに茅ヶ崎の花火大会に出かけました。ルートは前と同じく橋本から相模線で1本です。相模線の電車は夏場、このように運転士が前面の窓を洗っている光景をよく目にします。虫の衝突のせいでしょうか。確かに相模川などの段丘をなぞるように走る沿線は緑豊かな車窓が続きます。また、単線なので途中駅での列車交換に費やされる時間がバカになりません。橋本〜茅ヶ崎間33キロ余りを1時間近くかけて走るのです。こういう路線に乗るときは気持ちを旅モードに切り替える必要がありますね。
茅ヶ崎駅前でカフェの割引券をもらったので、そこでランチにすることに。駅から10分くらいのところにある茅ヶ崎市美術館の2階の「sun cafe」です。シラスとチーズのサンドイッチとかパスタ、デザートなど充実のメニューが、美術館の庭園を眺めながら楽しめます。和風パフェも絶品でした。あちこちお店を探すことなくここに真っ直ぐ来て正解でした。
湘南の住宅街を歩きます。車には狭くて大変そうな街ですが、案外こういう街の方が事故が少ないようです。そりゃ、誰だってスピードを落として慎重に運転しますよね。こんな道なら。
このあと雨が降り出しました。
雨宿りしつつようやくたどり着いたサザンビーチは、およそ真夏らしからぬグレーな景色が広がっていました。遠く烏帽子岩だけが目立っています。
結局、このあと大雨になり、水着で波と戯れた子供たちを慌てて呼び戻し、海の家でシャワーを浴びさせました。自分は横殴りの雨でずぶ濡れ。このまま花火が始まる19時過ぎまで待つ気力も失せたので帰ることにしました。花火を楽しみにしていた子供たちには申し訳なかったのですが。
ビーチをあとにする頃に広がり始めた青空をにらみながら茅ヶ崎行きのバスに乗り込みました。
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