取材の最後を飾る人物・三浦雄一郎さんに会った。二ヶ月前に75歳にして世界最高峰を極めた人だ。
5歳からスキーを履いて八甲田山を滑り、小学4年では東北大の山岳部員とともに冬の蔵王を縦走、と冒険者の「履歴」の始まりはさすがに早い。
何が三浦さんを冒険に駆り立てるのかと愚問を投げると、
「スキーでエベレストから滑降、世界の高峰制覇、ダイビング・・・、好奇心を抱くのはその冒険のひとつひとつではなく、それにチャレンジしている自分です。興味を引かれる未知なる存在はほかでもない自分自身なんです」
との至言。
心底共感したのだった。
尊敬する人物に出会えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿