昨日は東京駅近くのホテルで登山家の田部井淳子さんに取材。田部井さんが講演先の名古屋から新幹線で到着するのを待ってからの取材予定だったが、新幹線が事故で遅れ、午後8時スタートとなってしまった。
今年69歳になる田部井さんは女性初のエベレスト登頂者だ(1975年登頂)。世界の7大陸最高峰も制覇している。
話は小4のとき、学校の先生に連れていってもらった那須で山に魅せられたこと、故郷の福島・三春町から東京に出てきて福島訛りから強烈なコンプレックスに悩んだこと、もともと体が弱かったからこそ感覚を研ぎすませて山に取り組んでこれたことなど、登山家としてのルーツに絞って聞いた。
「山に登る人は、ピークだけでなく、もっとふもとや縦走を楽しんで欲しい」
国内外のいろんな山を登ってきた田部井さんならではの言葉が印象的だった。
丸の内ホテルのシガーバーで隣にいたお客さんには普通のおばさんにしか見えなかっただろうな(どうみても普通のおばさんだが)。
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