2008年5月24日土曜日
神泉駅と3000系電車
鉄ネタが続きますが・・・。
神泉駅の踏切で、息子が好きな井の頭線の3000系電車をケータイで撮影。
といっても、息子は一度も見たことがないのですが。
神泉は関東の駅百選にも選ばれた駅です。その選出理由はよくわかりませんが、この半地下というか崖の中のトンネルに設置された駅は独特の風情を醸し出しています。渋谷駅を出た列車は道玄坂の短いトンネルを抜けてすぐにこの駅に滑り込むのです。
所在地は渋谷区円山町。周囲には、かつて大山道だった古い商店街と、ラブホテル街、そして松濤の高級住宅街があります。ノンフィクション作家・佐野眞一のルポによれば、ラブホテル街の経営者の多くは、かつて岐阜県の御母衣ダムの建設で故郷を去った人々とのこと(「去った」というのはダム建設に賛成して莫大な補償金を受けた意味)。そのため、今でも「白川」などの屋号の旅館があるらしいです。
今の勤め先にいちばん近いこの駅の踏切を渡った向こう側には、約10年前に世を震撼させた殺人事件の現場となったアパートがそのまま残っています。
2008年5月21日水曜日
国道上の始発駅
2008年5月18日日曜日
多摩丘陵の峠越え
息子を自転車に乗せて、多摩動物公園駅前の「京王レールランド」へ。
距離はたいしたことないのだが、どのルートで行っても途中に「峠」があるのがネックだ。
行きは中央大学正門前から登るルート。のどかな里山の風景が広がっている。薄紫色の花を付けた桐の木のそばの田んぼからは、アマガエルの輪唱が響いていた。
汗ダラダラで目的地に到着。「約束」の電車の模型は売り切れ。代わりに違う電車を買ってやる。
不発弾処理で京王はほぼ「運休中」状態のはずだが、ここは結構な人出だ。
多摩動物公園の正門前にてエネルギー補給。といっても、ソフトクリームと焼きだんごのほとんどは息子に取られてしまった。
帰路はやっと開通した、モノレール沿いのルートで。景色は面白くないが、ペダルをこぐのは楽だった。
2008年5月17日土曜日
感性を磨く
連日の取材。
動物写真家の宮崎学さんに話を聞く。
10年以上前に土門拳賞を受賞した写真集「フクロウ」を見て感動してから、いつか会いたいと思っていた人だ。
最近はツキノワグマがテーマとのこと。近年、ツキノワグマやニホンザルなどの獣害が問題になっている。これらのケモノが人里に頻繁に姿を見せるようになった原因の一つは「犬を繋いだこと」だそうだ。そしてもう一つ、人間が山に関心を払わなくなったこと。
人が野生と対峙していた時代は、人が発する「気」が野生にとって脅威だったため、簡単に人間の生活圏に姿を現すようなことはなかった。
しかし生活の近代化で、たとえば窓はサッシになって音を遮断し、その閉じられた空間で人の関心はブラウン管の向こうへ行ってしまった。
さらに高齢化もあって、人が自らの足で山里を歩いて見回ることも減り、もとより放棄された山林は荒れる一方(実は管理されなくなった人工林は野生動物にとってエサの宝庫らしい)。果ては、
「最近はクマを見なくなったな」
となる。しかし、実態は「見えていない」のである。実際、宮崎さんが設置した自動カメラにはたくさんのクマの個体が写っているらしい。また宮崎さんはシジュウカラのための巣箱を何十個も設置することで、それを裏付けようとしている。シュジュウカラは巣作りの段階で、自分の縄張りの中に落ちている獣毛を集めるので、このことがクマの個体数確認の手がかりになるのだという。
宮崎さんらしい感性だなあと、あらためて感心するとともに、人の感性がこのまま「退化」していってしまったらどうなってしまうんだろう、と不安になってきた。
2008年5月15日木曜日
富士吉田へ
今日は念願の岡崎選手(スピードスケート)の取材でした。
久しぶりの出張。富士吉田まで出かけました。ここは中央本線の大月駅。ここから富士急行に乗り換えです。
晴れてよかったー。
なにやら楽しい予感。
その名も「フジサン特急」
三つ峠駅。雰囲気のある駅舎もいいが、駅前に気になる店が。
今度くるときは途中下車したいな。
取材は盛り上がりました。
北海道・清里町出身の岡崎選手は、天候が悪かったせいで故郷の百名山・斜里岳の完登を果たしていないとのこと。いつか達成したいと話していました。
ところで、今回の聞き手のNさんは、なんとあの橋本聖子さん(元・富士急行スケート部選手)の姉の家庭教師をやってらしたとのこと。橋本さんは岡崎選手が尊敬するスケート部の大先輩。岡崎選手は橋本さんのご家族ともおつきあいがあるようで、あまりの偶然に驚いていました。Nさんも、マネージャーのSさんも同じ北海道出身ということもあり、打ち解けた雰囲気のうちに取材が終了しました。
2008年5月14日水曜日
消え行く風景
2008年5月11日日曜日
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