鉄ネタが続きますが・・・。
神泉駅の踏切で、息子が好きな井の頭線の3000系電車をケータイで撮影。
といっても、息子は一度も見たことがないのですが。
神泉は関東の駅百選にも選ばれた駅です。その選出理由はよくわかりませんが、この半地下というか崖の中のトンネルに設置された駅は独特の風情を醸し出しています。渋谷駅を出た列車は道玄坂の短いトンネルを抜けてすぐにこの駅に滑り込むのです。
所在地は渋谷区円山町。周囲には、かつて大山道だった古い商店街と、ラブホテル街、そして松濤の高級住宅街があります。ノンフィクション作家・佐野眞一のルポによれば、ラブホテル街の経営者の多くは、かつて岐阜県の御母衣ダムの建設で故郷を去った人々とのこと(「去った」というのはダム建設に賛成して莫大な補償金を受けた意味)。そのため、今でも「白川」などの屋号の旅館があるらしいです。
今の勤め先にいちばん近いこの駅の踏切を渡った向こう側には、約10年前に世を震撼させた殺人事件の現場となったアパートがそのまま残っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿