2009年10月24日土曜日

ろくちゃん


京王の6000系です。
我が家では「ろくちゃん」で通ってます。
このろくちゃん、廃車が進んでどんどん減ってます。1972年から走り始めたこの6000系は、噂では来年度中に全廃とのこと。それを耳にしてからというもの、意識して撮るようになりました。

京王のシンボルカラー「アイボリー」を全身に纏った車体は、ステンレスではなく重い鋼製です。最新の9000系(我が家では「きゅうちゃん」)にも顔はありますが、丸い目とアナログ表示の方向幕が醸し出す独特の貫禄は「昭和の電車」の雰囲気たっぷりです。

72年生まれだから人間なら37歳。クルマだったら、ましてや公共交通のバスではそんな車体でお客さんを運ぶことなどまずないでしょう。

鉄道好きの人も、そうでない人も運び続けてうん十年。
沿線に暮らした多くの人たちの記憶の中で、これからもずっと走り続ける「ろくちゃん」なのです。

0 件のコメント: