今年はニイニイゼミの声(?)をよく聞くし、立秋を過ぎてもよく見かける。きのう、家に着いてマンションの廊下でひっくり返っていた個体を発見。「そうかそうか、短い生を楽しんだかい」と手に止まらせてみると、羽も傷んでなくてけっこうきれい。写真を撮ってからベランダのアボガドの木に登らせようとしたら、元気に飛んでいきました。何のことはない、羽化したばかりだったようで。
芭蕉の「岩にしみいる蝉の声」の主だったと言われるちっちゃなニイニイゼミ。色が地味で蛾に間違われたりするし、たまに見る抜けがらが何故か泥を被っていたりするけど、とても愛らしくて好きです。
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