寝台特急「はやぶさ」は鳥栖駅に停車。わずかな停車時間なので下車できず。味のあるホーム、駅舎をじっくり見たかったのですが。
寝台車はこの通路の窓がいいんです。僕にとっては一日中眺めていても飽きない不思議な「フレーム」です。
長い乗車もあとわずか。長年働いた客車の労をねぎらうように車内を散歩した。
小倉から熊本まで特急「はやぶさ」を牽引してくれたED76機関車。
さようなら、はやぶさ・・・。二人の子連れには正直ちょっときつかったけど、でも3月14日以降はおそらく永遠に走ることのない東京発の「青い夜汽車」の旅を記憶に刻むことができたよ。
どうしても見たかった「リレーつばめ」の785系に会えました。水戸岡デザインの最高傑作といっていいでしょう。できれば乗りたかったです。
熊本から人吉へは「特急くまがわ」に乗車。特急といっても2両、おまけに指定席車両はうちだけの貸し切り! 熊本駅で買った駅弁をつつきながら、さっきまでの「はやぶさ」とは違うゆったりした時間を過ごします。
肥薩線のみどころの一つは、球磨川に沿って走る「川線」区間。この川は球磨川下りの急流で知られていますが、季節のせいか水量は少なめでした。
やっと人吉に到着。東京駅から21時間弱の道のりです。さすがに体がしばらく「揺れて」ました。
ホームで迎えてくれたのは「きじ馬」といって、キジをかたどった人吉の郷土玩具です。息子が興味津々そうに見ていました。
なんと2月半ばだというのに、人吉にはツバメが渡ってきていました。
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