2007年5月26日土曜日

タマモノ


立川の昭和記念公園の行き帰りに多摩モノレールを利用しました。
多摩モノレールは多摩市と東大和市を結ぶ跨座式のモノレールです。
表定速度は約27km/h。かなり高い高架の軌道上を走っていることもあって車窓の風景ものんびり流れていきます。
左を行くのは京王・動物園線の6000系電車です。
この路線、北は瑞穂町、南は町田への延伸の「うわさ」もあるようですが、経営状況からみて難しいと見られています。
主要な利用客である沿線の大学生から「タマモノ」と呼ばれて可愛がられているモノレール。個人的には、いつまでも「俯瞰する楽しみ」をウリに頑張って欲しいと思っています。

2007年5月22日火曜日

只見路の旅 その2


5月半ばの只見地方は田植えの季節を迎えていました。
只見駅の北側に広がる水田です。
田植えをしていたお兄さんの話だと、この辺りは雨堤という地名とのこと。降水の多さという点では隣の魚沼地方と似ているらしいです。夜通し降った雨のせいもあって、用水路を水が勢いよく流れていました。
豪雪で知られる只見地方ですが、本当にきれいな新緑に彩られていました。


普通列車で会津若松へ向かっていると、会津坂下駅で下りのSL列車に出合いました。
なんだか盛り上がっていますね。

只見路の旅


週末、福島県のJR只見線を走る「SL会津只見新緑号」に乗ってきました。
ここは只見駅。会津若松からの列車が到着したところです。白い制服の一日駅長(おそらく只見町長でしょう)がホームのお立ち台で敬礼で列車を迎えています。さて、このあと・・・。


切り離された機関車C11型325号機が構内の引き込み線を通って転車台へ向かいます。


たくさんのファンに見守られながら方向転換します。


なんと人力です。この人たちは只見町が募集した「機回し」要員に応募された方々だそうです。


給炭、給水作業です。袋詰めされた燃料を次々に開封して積んでいきます。
おっと、水が溢れています。


再びホームに戻り、スハフという3両の旧型客車の前に連結して機回し終了です。
小出から「快速只見SLリレー号」が到着し、お客さんも乗り換えました。いよいよ発車です。
端から見ていてもなんとも忙しそうな1時間の作業でした。

2007年5月13日日曜日

新宿から39分


京王相模原線の終点・橋本駅で発車を待つ、9000系電車です。
これは都営新宿線に乗り入れできる編成。愛知県豊川市の日本車輌というメーカーで製造されたものです。
京王相模原線はかつてこの橋本から先、津久井町(現・相模原市)まで延伸する計画があったそうですが、後年、京王は免許を返上しています。「津久井から道志を通って山中湖まで行ける観光路線」なんて実現していたら、四角い顔ばかりの京王線の電車にも流線型のロマンスカーなんかが仲間入りしていたかもしれません。
なんか最近鉄道ネタばかりだなあ。

2007年5月11日金曜日

変わる渋谷駅


渋谷と横浜を結ぶ東急東横線の渋谷駅です。246の上に浮かぶこの巨大な頭端式ホームは、2012年までに明治通り寄りの地下に移されます。池袋から延びてくる地下鉄13号線とドッキングし、新しいターミナルが誕生するのです。
東横線のレールは次の代官山駅までの1.4キロの間を地下トンネルを新設して結ぶということです。そうなると、今日見つけた東急ファン垂涎のこのカメラアングルも幻になるのですね。
都会的な光に包まれたホームから、次々と列車が発車していました。

2007年5月9日水曜日

初夏の雑木林


連休中、近所の長池公園を散歩しました。
ここはニュータウンの造成地でありながら、谷戸の地形をそのままに里山が残されているエリアです。
水系としては、聖蹟桜ヶ丘で多摩川に合流する大栗川に至る別所の谷戸のひとつです。
ついこの間まで冬の日射しが林床に注いでいた雑木林も、すっかり青葉に覆われています。
下の水田では、田起こしが始まっていました。
颯爽と舞うギンヤンマが見られるのも、もうすぐです。